youtuberがもうオワコンな理由

世界中の子供たちの将来の夢にランクインする職業「youtuber」。
人気youtuberは「億」を稼ぐ人もいたり、人気者になるし、華やかイメージがありますよね。

ただ、お金を稼げるようになるには、チャンネル登録者数や年間の再生時間などクリアしなければハードルがあり、努力やアイデアで乗り越えた人だけがなれるハードな職業とも言えます。

ただ、それを乗り越えれば安泰なんじゃないの?と私も思っていたのですが、どうやらそうでもなさそうな話がありましたので、書いていきたいと思います。

運営から突然、広告料が払われなくなる

高須幹弥氏の例

「イエス、高須クリニック」で有名な高須院長のご子息の高須幹弥氏のケースをお話しします。

高須幹弥氏は高須クリニック名古屋院の院長で医学の博士号もお持ちの方です。

医学者目線で様々な物事をわかりやすくyoutube上で説明されていて、私もよく拝見しています。
すごくタメになる情報を発信していらっしゃるので、見たことが無い方はぜひ見てみてくださいね。

そんな高須氏のyoutubeのアカウントですが、2020年3月14日に突然、広告収入が発生しなくなったとのことです。

ダッシュボードには「収益は無効になりました」との表示があり、4月12日以降に再申請してくださいとボタンが表示され、収益も一気にゼロになっていたそうです。
しかし、3月18日には何の連絡もなく元に戻ったとのこと。。。

何が起こったのか

高須氏ご本人も何が起こったのかよくわからないが予想はいくつかできるとおっしゃっています。

コロナウィルスについての情報の統制?

youtubeでは「広告掲載に適したコンテンツのガイドライン」を設定しています。
https://support.google.com/youtube/answer/6162278#Controversial_sensitive

この中で、様々なコンテンツについての禁止事項などが書かれているのですが、この中に新型コロナウィルスについても触れていたようです。
(現在では確認することができません)

新型コロナウィルスに関してはデリケートな事象ということにカテゴリーされていたようです。

3月11日以前は新型コロナウィルスに関する動画は無条件で広告がつかなかったそうですが、11日あたりからは広告がつくようになるとの告知が着ていたそうです。

現在、「新型コロナウイルス感染症 2019(COVID-19)に関する更新」の中にこのような文言があります。
サイトはこちら
https://support.google.com/youtube/answer/9777243?hl=ja&ref_topic=6151248

以下引用:
[2020 年 3 月 16 日] 新型コロナウイルス(COVID-19)関連コンテンツの収益化: COVID-19 を主題としたコンテンツや COVID-19 に言及するコンテンツを、より多くのクリエイターやニュース組織が収益化できるようにしました。クリエイターの方は、お持ちのチャンネルで更新が有効になると YouTube Studio に通知が表示されます。

監視が人からロボットへ?

上記のサイトにこういう文言も確認できます。

以下引用:
[2020 年 3 月 16 日 17:00(UTC)] パートナーと外部人員の保護について: YouTube とパートナー各社には、YouTube コミュニティのサポートや保護のために活動しているチームがあります。そうしたチームの人々は、ユーザーやクリエイターの質問への対応や、動画のポリシー違反の審査などの作業に従事しています。YouTube では社員や外部人員、その人たちが暮らすコミュニティの健康と安全を第一に考え、一部の拠点ではスタッフを減らすなどの対策を実施していく予定です。

これはつまり、コロナウィルスに関連して、自宅待機やリモートワークがyoutubeとその関連会社にも導入されたため、動画のポリシーチェックが人の手では厳しくなったことを暗示しているのではないでしょうか。

それにより、AIによるチェックを行ったが、精度が必ずしも高くないため、高須氏の動画のように意義ある動画もはじかれてしまった。
そして、それに気づいた運営の人がそっと修正したのではないかと、高須氏は推測されていました。

確かにその可能性はあるかもしれませんね・・・。

youtubeの運営側についての考察

youtubeも視聴者だけでなく、発信者も爆発的に増えている昨今です。
コロナウィルスがなかったとしても動画の審査人員はとても足りていないと思います。
そこに追い打ちをかけるようにコロナウィルス・・・。

十分にテストできずにAIに頼らざるを得ない状況になってしまっていると思います。

また、コロナウィルスは世界中で検索されることが簡単に予想できるので、これを悪用して再生数を稼ごうとするクリエーターも出てくるでしょう。

そして、youtubeの収入源は企業による広告収入です。
企業から広告料をいただいて、その広告が、コロナウィルスに対してのフェイク情報に掲載されたらyoutubeとしては、たまったもんじゃありませんよね。

こういう状況を考えるとyoutube社が未完成なAIを起動させてしまったとしても、致し方ないところなのかなと思うところでもあります。

さいごに

いかがでしたか?

youtubeは確かに夢のある職業かもしれませんが、古くからyoutubeで発信されている方からすると広告主にyoutube運営者が考慮してきた結果、徐々に表現の自由は弱くなり、内容に対する締め付けが強くなってきているようです。

仮に、youtubeで一定の収入が得れるようになり、今の仕事をやめて、youtube一本に絞ったある日、広告収入が突然なくなってしまったら・・・と考えるとちょっとぞっとしますね。

というわけで、youtuberになりたい人、なっている人に知ってもらいたいお話でした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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