コロナウィルスについての中国本土でのお話

コロナウィルスについての中国本土でのお話

※この記事は令和2年1月28日時点での情報です

皆さん、こんにちは。
ニュースでもご存じのとおり、新型のコロナウィルスが中国の武漢からパンデミック状態になっていますね。
中国本土にいる知り合いの日本人からの話があったので、書いていきます。
数字などが正確かどうかというより、現地での情報はこういう感じなんだという認識で読んでもらえれば幸いです。

武漢市ってどんなとこ?

中国武漢市を簡単に説明します。
場所は中国の真ん中からちょっと右側あたりに位置しています。
人口は約1000万人!
東京とほぼ同じ人口ですが、中国国内では中規模都市にあたります。
湖北省の省都に指定してあります。
北京、上海、香港、成都など中国の主要な都市にアクセスしやすいことから、たくさんの人々が行きかう都市であることが特徴です。
詳しく知りたい方はwikipediaをご参照ください。

(武漢市の位置 出典:wikipediaより)

知り合いの日本人はどこにいるの?

現在、私の知り合いは江蘇省内にある市にいます。
江蘇省は大都会上海市に隣する場所で、海に面しています。
武漢市と日本の福岡市を線で結んだ場合、ちょうど中間付近に位置しています。

(江蘇省の位置 出典:wikipediaより)

江蘇省では今どうなっている?

日本の九州と武漢市の中間に位置する江蘇省が今どうなっているのか、現場の知り合いに聞きました。
28日朝の時点で政府の発表によりますと、中国国内コロナウィルス 罹患者(感染者)は2858名、似たような症状のある人が5794名、亡くなった方が82名とのことです。
知人のいる江蘇省内のある市でも5名の 罹患者が確認されているそうです。
中国政府は感染拡大予防のため、武漢市を封鎖しているようですが、一定の市民は武漢市から離れてしまっているようです。

江蘇省でも高速バスがストップしたり、ホテルや観光施設などの営業をストップするように指示を出しているようです。
春節の雰囲気はほぼ無いような状況のようです。

マスク姿が当たり前になっており、その需要により、マスクの価格が25倍に跳ね上がっているそうです。しかし、そういったビジネスについて政府は取り締まりを強化しているようです。

暴動が起きている様子も今のところはなく、お互いに励ましあったり、ここ近年で中国人の民度が上がったように感じると知り合いは言っていました。

日本人でも1995年の阪神淡路の震災の時におにぎりを1個5000円で売っていたと被災した別の知人から聞いています。

衣食が足りれば何人であろうと礼節を知っていくのだなと思いました。
何人であろうといい人もいれば悪い人もいる。

以上、知人から聞いた中国現地のレポートでした。

中国加油 !

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